京都発・白檀の森へと誘う、香りのプロダクト「Byaku」。

 

京都の良さを肌身で感じる環境で生まれ育ち和食やフレンチの世界を経験してきた櫻井氏が、2020年、ひょんなことから野生種の白檀と出会ったのをきっかけにスタートしたByakuは、自然由来100％の白檀スキンケアと香りアイテムのブランドです。

香りやプロダクトのひらめきは、料理をつくるときと似ているものがあるそう。

色香を纏う香りでも、自己主張の香りでもない。
彼らが提案するのは、すぐそばにいる大切な人と共有したくなるような、穏やかで心地よい極上の香りです。

 

 

世界的にも貴重な香木・白檀（サンダルウッド）。
古の時代から日本人にとっては馴染みのある白檀ですが、実は日本では育ちません。

彼らが惚れ込んだのは、"天国にいちばん近い島"と名高い南太平洋に浮かぶ島ニューカレドニア・イルデパン島の森に自生する野生種のサンダルウッドです。イルデパン島は海中から地盤が隆起してできた島という特徴があり、ミネラルを豊富に含んだ柔らかい土壌には、比較的太いサンダルウッドがたくさん生えています。

現代でも独自の民族文化の残るイルデパン島。

数千年の歴史を持つ先住民カナック文化の儀式（クチューム）を行ってからサンダルウッドの自生する聖域の森を訪問し、彼らが感じたのは、先住民族が大切に守る森の匂いや、土の豊かさ、木々の息吹だといいます。

 

 

野生種は自らが強くならなければ過酷な自然環境では生き残れません。
Byakuでは、その生命力を活かした製品づくりをしています。

彼らが出会ったのは、華やかさのある珍しい白檀。

白檀は、発芽して1年半以内に品種の違う別の木にパラサイトして生育するというユニークな特徴を持っており、寄り添う木により香りが変化します。
脈々と受け継がれてきた森が紡ぐ香り。
森の恵みを感じるその香りからは、先祖代々守ってきた神聖な森のテロワールを感じるようです。

 

ニューカレドニアでは、政府の許可がなければサンダルウッドの伐採は叶いません。彼らが取引する現地の生産者さんは、過剰な伐採によって生態系を乱さないよう1本伐採するごとに4本の苗木を植えて森を守っています。
2022年4月に櫻井氏も植樹。その苗木は寄り添う木と一緒にすくすくと育っています。

 

 

野生種の白檀を使用しているためオーガニック純度は100％ではありませんが、本物のエシカルを意識し、偶然出会った白檀のすべてを無駄にすることなく使用しています。原料は天然成分のみですので小さなお子さまのいるご家庭でも安心してお使いいただけます。

 

 

Byakuの香りアイテムを使うと、その人の本来持っている香りとやさしく混ざり合い、その人だけの香りになります。
素材本来の香りや質感にふれ、素の自分に戻れたり、気持ちの切り替えスイッチになったり。

 

白檀の森の香りに包まれながら、大切な方と心地よい日々をお過ごしください。